中国茶教室

伏茶はすっきりとおいしい黒茶でした

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先日、高級茯茶(フーチャ)のトライアルサイズの5個セットをいただきました。
飲んでみたら、品の良い濃厚な香りで、えぐみが少なく、すっきりと飲みやすいお茶でした。

焼肉や餃子などのときには特にさっぱりとして気に入りました。

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20130726DSC09492中国茶は運びやすいようにと、よく、このように固めてあるんですよね。お金の換わりに使われたこともあったとか。
紙を破ると、けっこうほろほろとほどけるていどの固さですけどね。

ヤカンなどで麦茶のように5分ほど煮出す方法だと、1つで1.5~2リットルほどのお茶を作れます。
これをこのまま中国茶の急須に入れて、上からお湯を注ぎ、5分ほど待ちました。
わたしの好みではもう少し短めでもいいかなと思いました。

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わたしは健康食品やサプリメントなどでのダイエットや健康法には興味がないのですが、茯茶(フーチャ)はふつうに中国で飲まれている黒茶なので、料理に添えて、飲んでみました。

黒茶とは

黒茶とは蒸煮した茶葉を麹菌などの微生物により熟成発酵させた後発酵茶で、プーアール茶が有名ですね。油を分解してくれて、油っこい料理のときに、すっきりさせてくれます。

プーアールは日本では一時ダイエット効果があるとブームになり、その際に、かなり安物のカビくさいものが流通して、黒茶のイメージをすっかり落としてしまいましたが、本来のちゃんとしたプーアールは独特の良い香りがあり、おいしいものです。

伏茶とは

伏茶は「金花」という黄色い菌で発酵させたお茶です。モンゴルなどの遊牧民が好んで飲んできたお茶で、肉料理の消化を助けると言われています。

中国人のお茶の飲み方

ちなみに、いま香港住まいの友人が言っていましたが「日本人がダイエットのために中国茶を飲んでも効果がないとか言っているけど、中国人のお茶を飲む量って半端ないぞ。たまに飲むくらいで効果がないって当たり前だよ」と言っていました。
そう、中国茶って、同じ茶葉で6-7回繰り返し淹れて楽しむことができ、中国では一日中ポットにお湯を足しては飲んでますものね。

茯茶 (フーチャ)
お試し5個パック 980円(送料無料)


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2013年9 月 7日 (土) カテゴリー: 黒茶 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

香福茶舗のお試しセットが楽しい!

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以前お取り寄せしていた英記茶荘が閉店して以来、中国茶のお取り寄せをどこにしようか迷い、あちこち試していました。

最近、気に入ったのがここ、香福茶舗です。

台湾茶の専門店で、ここには1回だけ購入可能なお試しセットがあります。
わたしが購入したときは5g1回分のお茶が11種でしたが、今日、見たら13種類に増えていました。
1回分といっても、中国茶の場合、7-9回くらい、おいしいお茶が出るので、たっぷり楽しめます。
ポストにメール便ですが、送料込みで、まさに赤字価格。

ひとつひとつのお茶に関する丁寧な説明書がついてきます。
さらに感想を書き込む用紙も用意されているので、わたしも香りや味の感想を書き込んだり、脂っこい食事、あるいは中国菓子など何と合わせて楽しみたいかをメモしました。

どのお茶も香り、味ともにレベルが高く、本当に価値あるお試しセットでした。

お取り寄せは
■【楽天市場】香福茶舗 送料無料 5g商品を13種類お試しセット

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2012年10 月22日 (月) カテゴリー: 004 中国茶お取り寄せ | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

ちょいと便利な中国茶マグカップ

Mag001 これ、中国茶のマグカップです。
すごい優れもの。

●中国茶は一日中楽しめる、デスクの友

昔、会社の同僚のコピーライターが、小さな魔法瓶をデスクに置いて、中に中国茶を入れて、一日中飲んでいました。時折、お湯を足して、「何杯でも飲めるのが中国茶のいいところ」と言いつつ…。

そうなんです、中国茶は7回くらい楽しめます。最初は香り、だんだん、渋みがなくなり、丸い味になっていくのも美味。

丁寧に入れる工夫茶もいいですが、ひとつまみで一日中楽しめる中国茶は、デスクのお供にもおすすめです。

●一日中楽しむ中国茶に便利なマグカップ

そういう楽しみ方をするときに便利なのが、この中国茶マグカップ。

陶器製の茶漉し付で、蓋が裏返しに置くと、しっかりと安定しています。
まず茶漉しに葉を入れて、マグカップにセット、お湯を注いだら、ふたをして蒸らします。
それから上の写真のように、蓋を裏返して、その上に茶漉しを置きます。

そしておもむろにマグカップを取り上げて、お茶を楽しむ。
飲み終えて、お代わりしたくなったら、また茶漉しをセット、お湯を注いで、ふたをして蒸らして…この繰り返しで、一日中楽しめます。

ストレーナー付マグカップのお求めは、中国茶器専門店で…
Qing Xiang(チンシャン) の 中国茶器マグカップ

●持ち手がまた優れもの

Mag002 このマグカップを手にしたとき、ちょっとビックリしました。
だって、あまりにすんなり、指がおさまったから。

左の写真を見てください。
カメラを右手でかまえるため、左手で持っていますが…人差し指はふつうに持ち手の和の中に。中指はふつう持ち手の中に入れてしまうのですが、このマグカップの場合、輪の下に。そこへちょうどよい形で凹んだ持ち手がついています。

持っていてとても安定します。しかも決して、熱いカップに指が触れることなく、安心して持てます。

このマグカップは中国茶と中国茶器の専門店「恒福茶具」からいただきました。

2006年6 月30日 (金) カテゴリー: 001 中国茶器入門 | 個別ページ

中国茶の入れ方:香りと味を引き出す工夫

                         
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一般に知られている中国茶の入れ方(※1)、工夫茶(くふうちゃ)はこんなふうに入れます。         もっと簡単な方法もありますが、贅沢なお茶を香りも丁寧に楽しむときの入れかたです。

       

1)茶壷(ちゃこ。急須のこと)にお湯を注ぎ、茶壷を温めた後、そのお湯を茶海(ちゃかい)に、さらに聞香杯         (もんこうはい)、茶杯(ちゃはい)にも注いで、すべての器を温めておきます。

       

2)(写真1番目)茶葉を茶荷(ちゃか)から茶壷へ入れます。

       

3)茶壷にお湯を注ぎます。
        このときお湯に空気をたくさん含ませるために、できれば高い位置から注ぎます。

       

4)(写真2番目)蓋をした茶壷の上からもお湯を注ぎます。
        これによって香りが惹き出されるんだそうです。

       

5)(写真3番目)お茶はまず茶海に入れます。
        大人数にお茶を出すとき、ひとつひとつの茶杯に直接注ぐと、お茶の濃さが変わってしまうため、         いったん一気に茶海に入れるんだそうです。

       

6)(写真4番目・5番目)茶海から聞香杯に注ぎ、聞香杯とセットの茶杯で蓋をします。

       

        以上は「感想・体験談検索エンジン」運営者のアフィリさんと、A8.net の共同企画で開催された中国茶体験会で、中国茶と中国茶器の専門店「恒福茶具」のご主人、白川さんから教えていただきました。

中国茶器のお求めは専門店で==>中国茶器のQing Xiang(チンシャン)

       

※1 お茶の「入れ方」…正しくは「淹れ方」。お茶やコーヒーをつくることは「淹れる」なんですね。

      

2006年4 月12日 (水) カテゴリー: 003 中国茶の入れ方 | 個別ページ

中国茶の入れ方、工夫茶とは

Chitea01_1  先日、中国茶体験会(※1)で本格的な中国茶を楽しんできました。 左の写真はお茶会開始前に撮影した、工夫茶に使う中国茶器、道具たちです。

●中国茶の入れ方=工夫茶とは

工夫茶一般に「中国茶の入れ方」として紹介される入れ方(※2)、そしてこの体験会で味わった中国茶の入れ方は、「工夫茶」と呼ばれる入れ方です。
「工夫茶」の読み方は中国語では「ゴンフーツァー」のようですが、日本では日本語読みで「くふうちゃ」と言われていますね。

中国語で「工夫」とは「手間暇をかける」、「丁寧に」といった意味合いの言葉。もちろん、中国人も食事のときのお茶を、いちいち、こんな丁寧な入れ方をしているわけではありません。まあ、かなり優雅なお茶の時間ですね。

中国茶器のお求めは専門店へ==>中国茶と中国茶器の専門店恒福茶具

※1 中国茶体験会で「感想・体験談検索エンジン」運営者のアフィリさんと、A8.net の共同企画で開催された、 中国茶と中国茶器の専門店「恒福茶具による中国茶体験会です。
「いいなあ、わたしも中国茶を味わいたい」と思ったかたは、第1回 気になるアレを調査しませんか? ~中国茶器& 中国茶編~に自信のレビューコンテンツを応募すると、茶器と茶葉のセットがいただけちゃいますよ。
↑終了しました。

※2 お茶の「入れ方」ではなく、正しくは「淹れ方」。お茶やコーヒーをつくることは「淹れる」なんですね。

2006年4 月12日 (水) カテゴリー: 003 中国茶の入れ方 | 個別ページ

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