●ランチは名料亭「浅田屋」のちょっとお手ごろ店「松魚亭」へ
金沢と言えば、豊富な魚介類に、地の野菜と、良い素材が揃って、和食のおいしい街。
この街で名高い料亭と言えば「浅田屋」ですが、味もいいものの、お値段もいいので、二の足を踏まざるを得ません。
そこでわたしが探し出したのは、浅田屋が手がける、お手ごろな店、「松魚亭」でした。
●金沢市街を一望しながら個室でゆったりランチ
店の案内には「兼六園より徒歩15分」とありますが、ここは金沢市街を一望できる卯辰山の中腹。歩きだと、かなり急坂できついと思います。
わたしたちはレンタカーで、石川名物雷が鳴り出した兼六園から、くねった山道を5分。店の脇にある広い駐車場に車を止めて、店へ。
向かい側にはやはり浅田屋による「ステーキ店六角堂高尾店」もあり、趣きある建物が並ぶ一角です。
店には、6~8人くらいが入れそうな座敷の個室があり、そのひとつに案内されました。
これなら女同士わいわいおしゃべりしながらのランチにも向いています。
●目にも楽しい、小鉢がたくさん
2時近くになっていたので、平日10食限定の「旬彩小鉢弁当」はもう残っていないだろうと思いつつ、たずねてみると、今日はまだあるとのこと。
わたしは「旬彩小鉢弁当」を頼みました。
白木の二段重を開くと、中にはかわいらしい、ぐい飲みサイズの小鉢がずらり。
一口ずつ、味噌の甘い味、酸っぱい味など、さまざまな味が楽しめました。
もう遅くなったかと立ち上がれば、どうやら、わたしたちが最後の客。感情場でお支払いをしていると、「お客様! まだデザートとコーヒーが…」と仲居さんが呼びに来ました。
わたしたちが「もうお昼もおしまいの時間で、みなさんもお休みになるお時間でしょう」と申し上げると、「いえ、いえ、どうぞ、ゆっくりなさってらしてください」と別のテーブル席に案内され、こちらでデザートとコーヒーをゆっくりいただきました。
本当にくつろげて、気持ちのいいお店でした。さすが名料亭浅田屋が手がけているお店だと感心しました。
じゃらんで探す金沢の宿
(2006.10.20)
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